北京オリンピックは最終日の大会17日目です。 カーリング女子の決勝、日本はイギリスに3対10で敗れ銀メダルでした。 現在、フィギュアスケートのエキシビションが行われています。 閉会式は日本時間午後9時からの予定です。 各競技の結果などをまとめてお伝えします。 (※北京との時差は1時間。現地時間は日本よりも1時間遅くなります)
選手たちの入場 始まる(現地20:08)
大会の主役、選手たちの入場が始まりました。はじめに、それぞれの国や地域などの旗手が入場します。開催国の中国とギリシャが先頭で日本はスピードスケートの郷亜里砂選手が国旗を掲げて入場しました。
旗手の入場に続いて参加した国や地域の選手などが一斉に入場を始めました。
習主席とIOCバッハ会長紹介 国歌演奏(現地20:03ごろ)
中国の習近平国家主席とIOC=国際オリンピック委員会のトーマス・バッハ会長が紹介され、続いて、中国の国歌が演奏されました。
閉会式 始まる(現地20:00)
閉会式が現地午後8時過ぎから始まりました。会場は開会式と同じ「国家スタジアム」通称“鳥の巣”です。
閉会式の演出の総監督を務めるのは、開会式と同じく映画監督のチャン・イーモウさんで、開会式と同様に「シンプルさを追求した」としています。
閉会式 旗手の郷亜里砂「最後までしっかり歩く」(現地19:45)
現地の午後8時から始まる閉会式を前に、旗手を務めるスピードスケート女子の郷亜里砂選手が取材に応じ、「開会式から続けてまた閉会式もやらせていただいてすごく光栄なことなので最後までしっかり代表として歩いてきたい」と話し、会場に入っていきました。
日本選手団 原田雅彦総監督「新型コロナ影響 工夫した努力結実」
日本選手団は大会最終日の20日、北京市内にあるメインメディアセンターで会見を開きました。この中で、原田雅彦総監督はメダルの獲得数が金メダル3つを含む18個と過去最多となったことについて「新型コロナの影響がある中、工夫して強化を続けてきた選手などの努力が結実したものだ」と述べてコロナ禍で制限を受けながらも結果を残した各競技団体の選手強化を高く評価しました。
フィギュア エキシビションが終了(現地14:40)
フィギュアスケートのエキシビションが終了しました。フィナーレでは、参加した選手たちがリンクに集まり音楽に合わせて羽生結弦選手がスピンを披露したり男子シングルの金メダリストのネイサン・チェン選手などが後方宙返りをしたりして盛り上げていました。リンクには大会公式マスコットの「ビン・ドゥンドゥン」も登場し転倒する場面がありましたが羽生選手などが立ち上がるのを助ける一幕もありました。
また羽生選手はアイスダンスに出場した中国の柳キン宇選手にだっこされる場面もあり、選手たちは満面の笑みで今月4日から行われた北京オリンピックのフィギュアスケートを締めくくりました。そして羽生選手は大きな声で「ありがとうございました」と日本語と中国語で叫んだあと会場に手を振ってリンクを去りました。
アイスホッケー男子 フィンランド6戦全勝で金(現地14:20)
アイスホッケー男子の決勝は2対1でフィンランドがROCに勝ち、金メダルを獲得しました。フィンランドの金メダルは、この種目では史上初めてです。終盤に相手がゴールキーパーを下げて6人攻撃で攻勢に出ましたが、これをしのいで試合終了のブザーが鳴ったと同時に、大勢の選手たちがリンクに氷の上になだれ込み、喜びを爆発させました。
これで北京オリンピックのすべての競技が終了しました。
エキシビション 鍵山優真はMISIAさんの「明日へ」(現地14:05)
フィギュアスケートのエキシビションで、男子シングルで銀メダルを獲得した鍵山優真選手が登場しました。水色が基調の衣装で登場した鍵山選手は、歌手のMISIAさんの「明日へ」の曲に合わせてしっとりと情感たっぷりに演技しました。時折、歌詞を口ずさみながらダイナミックなジャンプやスピード感あふれるスピンを披露し、最後は背中を氷につけて天を仰ぐ雄大なポーズでフィニッシュしました。
エキシビション 羽生結弦は「春よ、来い」(現地13:45)
フィギュアスケートのエキシビションで、男子シングル4位の羽生結弦選手が登場しました。羽生選手は白を基調に桜のようなピンク色を織り交ぜた衣装を身にまといリンクに一礼してから入場してひときわ大きな拍手が送られました。
松任谷由実さんの「春よ、来い」の繊細なピアノの旋律に合わせて演技を始めると得意のトリプルアクセルを流れるような着氷で決めました。曲のクライマックスにかけて指先まで意識した表現で美しいスケーティングやスピンを披露し会場を魅了しました。
演技を終えた羽生選手は「ありがとうございました」と口にして深々とおじぎしました。
エキシビション 坂本花織 “タンゴ”披露(現地13:35)
北京オリンピック、フィギュアスケートのエキシビションで女子シングルで銅メダルを獲得した坂本花織選手が登場しました。深い赤の衣装を身にまとった坂本選手はタンゴの曲に合わせて持ち味である高さや幅のあるジャンプとスピード感あふれるスピンなどを披露し観客を魅了していました。
(ROC=ロシアオリンピック委員会のカミラ・ワリエワ選手のドーピング問題を受けてIOCは女子シングルの結果を暫定の順位としています)
クロスカントリー 女子30k 石田は26位(現地12:40ごろ)
スキークロスカントリーは女子30キロフリーが行われ、5大会連続出場の石田正子選手が26位、土屋正恵選手が36位、児玉美希選手が50位、小林千佳選手55位でした。
金メダルはノルウェーのテレーセ・ヨハウグ選手。
今大会3個目の金メダル獲得となりました。
宇野昌磨はマイケル・ジャクソンメドレー(12:40)
フィギュアスケートのエキシビションで、男子シングルで2大会連続のメダルとなる銅メダルを獲得した宇野昌磨選手が登場しました。宇野選手は黒を基調とした衣装でリンクに登場し「マイケル・ジャクソンメドレー」に乗せて得意のトリプルアクセルを決めると大きな拍手が送られました。徐々にテンポが上がる曲に合わせてステップも披露し会場を魅了しました。
エキシビション 樋口新葉が登場(現地12:35)
フィギュアスケートのエキシビションで、女子シングルでは暫定5位、団体では日本の銅メダルに貢献した樋口新葉選手が登場しました。樋口選手はピンクを基調とした衣装を身にまとい、徐々に盛り上がる曲に合わせて美しいスピンを披露するなど情感を込めて華麗な演技を披露しました。
ボブスレー男子4人乗り ドイツが金メダル(現地12:10ごろ)
ボブスレー男子4人乗りはドイツのフランチェスコ・フリードリッヒ選手がパイロットを務めるチームが金メダルを獲得しました。
前回大会で2人乗りと4人乗りの2種目で金メダル。
今大会も2人乗りで金メダルを獲得しており、2大会連続の二冠となりました。
アイスホッケー男子決勝が始まる(現地12:10)
アイスホッケー男子の決勝、フィンランド対ROCが始まりました。
エキシビション V・ジョウが登場(現地:12:10)
フィギュアスケートのエキシビションで、新型コロナウイルスの検査で陽性の判定が出たため団体のみの出場となり男子シングルを欠場したアメリカのビンセント・ジョウ選手が最初に登場しました。
「サイン・オブ・ザ・タイムズ」の曲に合わせてトリプルアクセルを決めるなど男子シングルに出場できなかった分も思いを込めるかのようにのびやかに演技していました。
フィギュアスケート エキシビションが始まる(現地12:00ごろ)
フィギュアスケートに出場した選手たちによるエキシビションが始まりました。
クロスカントリー女子30キロフリー始まる(現地12:00)
スキークロスカントリーの最後の種目、女子30キロフリーが始まりました。日本からは石田正子選手、土屋正恵選手、児玉美希選手、小林千佳選手が出場しています。
カーリング 日本は銀メダル獲得(現地11:30)
カーリング女子の決勝で日本はイギリスに3対10で敗れ、銀メダルを獲得しました。日本は銅メダルを獲得した前回大会に続いて2大会連続のメダル獲得となりました。
アルペン混合団体 オーストリアが金(現地11:00ごろ)
スキーアルペンの混合団体は決勝でオーストリアとドイツが対戦。
男女4人ずつ滑って2勝2敗で並びましたが、チームの男女それぞれの最速タイムの合計で、オーストリアが金メダルを獲得しました。
団体パシュート 銀メダルの3人が会見
スピードスケート女子団体パシュートで銀メダルを獲得した日本の高木美帆選手、姉の菜那選手、佐藤綾乃選手の3人が記者会見。
今大会、5種目で4つのメダルを獲得した美帆選手は、「オリンピックは本気の気持ちを味わえる場所だと強く感じている。本気の舞台で本気で戦えることはすごく幸せなことだ」と振り返りました。
2種目に出場し、いずれもレース中に転倒するアクシデントに見舞われた菜那選手は「今大会はつらいオリンピックになった。なかなか気持ちの整理がつかない中で、チームメートの温かさや応援してくれる人の励ましのことばは本当に心の支えになった」と話しました。
佐藤選手は「銀メダルではあるがそれまでの努力が報われた瞬間でもあった。ほかの国の選手たちにはできないような、美しく日本人らしいスケーティングを最後の最後まで続けることができたと思う」と話しました。
ボブスレー男子4人乗りが始まる(現地10:30)
ボブスレー男子4人乗りは、後半の3回目が始まりました。
前の日の2回と20日の2回の滑走の合計タイムで競います。
カーリング女子決勝 日本対イギリス始まる(現地10:05)
カーリング女子の決勝が始まり、日本は金メダルをかけてイギリスと対戦しています。日本の布陣はこれまでと変わらず「リード」が吉田夕梨花選手、「セカンド」が鈴木夕湖選手、「サード」が吉田知那美選手、「スキップ」が藤澤五月選手です。
アルペン混合団体がスタート(現地10:00)
スキーアルペンの混合団体が始まりました。
混合団体には15チームが出場しています。
チームは最大6人の男女混合チームを編成し、このうち男子2人、女子2人が試合に出場します。対戦するチームの2人が並行するコースを同時に滑走し、勝った方が1ポイントを獲得。4人の合計ポイントで争いトーナメント方式で順位を決定します。
20日の予定(時間は日本時間)
【スキーアルペン】
10:00 混合団体 1回戦
10:40 混合団体 準々決勝
11:09 混合団体 準決勝
11:28 混合団体 3位決定戦
11:37 混合団体 決勝
【カーリング】
10:05 女子 決勝(日本×イギリス)
【ボブスレー】
10:30 男子4人乗り 3回目
12:20 男子人4乗り 4回目
【スキークロスカントリー】
12:00 女子30kmフリー(石田正子/土屋正恵/児玉美希/小林千佳)
【フィギュアスケート】
13:00 エキシビション(羽生結弦など)
【アイスホッケー】
13:10 男子 決勝(フィンランド×ROC)
【閉会式】
21:00
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