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Thursday, February 24, 2022

国公立大学 2次試験の前期日程始まる 全国169大学で - NHK NEWS WEB

新型コロナウイルスの感染が広がる中、25日から国公立大学の2次試験の前期日程が始まりました。

前期日程は全国169の国公立大学で行われ、このうち、東京 文京区の東京大学では、先月受験生が切りつけられた事件を受けて警察官が厳重に警備する中、受験生たちが門の前に集まり、予定より早い午前8時前に開門すると、受験票と一緒に体温を記した紙を見せて次々と試験会場に向かいました。

京都府から来た男子高校生は「新型コロナを疑うような症状が出たため、文化祭にも修学旅行にも参加できませんでしたが、クラスのみんなと支え合ってきたので力を出し切りたいです」と話していました。

宮城県の男子高校生は「共通テストが難しくてうまくいかなかったが周りも同じだと思うので切り替えて頑張ります。高校1年生のときから目指してきた大学なので3年間の集大成を発揮したいです」と話していました。

文部科学省によりますと、2次試験の志願者数は、前期、中期、後期合わせて42万8657人で、
志願倍率の平均は、
▽国立大学が去年より0.2ポイント高い4倍ちょうど、
▽公立大学は0.2ポイント低い5.7倍で、
▽全体では4.3倍と去年と同じでした。

前期日程の合格発表は、公立大学が来月1日から、国立大学が来月6日から行われます。

コロナ特例措置対象は17大学受験の22人

ことしの大学入試では、新型コロナウイルスの影響で「大学入学共通テスト」を受けられなかった受験生について、文部科学省が、各大学に対して個別入試で合否判定をするよう異例の要請を行いました。

文部科学省によりますと、この特例措置の対象となったのは、17の大学を受験する合わせて22人だったということです。

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