新型コロナウイルスの感染拡大を受け、愛知県は三日、重症化リスクの小さい自宅療養の感染者については、保健所が電話で体調変化を尋ねる健康観察を最初の一回だけとする見直し策を発表した。同日から実施。保健所の業務負担を減らし、高齢者や基礎疾患がある人など重症化リスクが高い感染者への対応に注力する。
同時に、各地の県所管の保健所で陽性者への連絡が滞っていることに対応し、四日から人員を増強。県が所管する保健所の職員四百五十四人に加え、県の他部局からの応援職員や市町村からの派遣、外部委託を加えて、約八百人体制とする強化策も明らかにした。
県所管の保健所は、...
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