陸上自衛隊の輸送機オスプレイが配備される駐屯地の建設が佐賀市の佐賀空港西側で始まって12日で1年になります。
九州防衛局はオスプレイの受け入れに最低限必要となる施設を1年後の来年6月末までに完成させる予定です。
佐賀空港西側で建設が進められている駐屯地には、千葉県木更津市に暫定配備されている機体を含む陸上自衛隊の輸送機オスプレイ17機が配備される計画です。
去年6月から始まった工事では佐賀市の市街地などを経由する土砂の運搬が先月完了したほか、駐屯地から出る排水がのりなどの漁業に影響を与えないよう、周辺では排水対策施設の整備も進められています。
木更津市でのオスプレイの暫定配備の期限は来年7月までで、九州防衛局は機体の受け入れで最低限必要となる駐機場や誘導路などを来年6月末までに完成させる予定です。
また、駐屯地には吉野ヶ里町の目達原駐屯地からヘリコプターおよそ50機が移転し、隊員700人から800人が勤務する計画で、周辺では宿舎も建設される予定です。
一方、駐屯地の工事をめぐっては、佐賀市の漁業者などが建設工事の中止を求めて国を訴えているほか、福岡など県外の人も含めた住民グループも今後、中止を求めて提訴する方針を示しています。
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