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Wednesday, June 5, 2024

「またのんびり朝市やりたい」輪島の出店者、公費解体始まり喜び - 産経ニュース

公費解体の始まった「輪島朝市」周辺を見に来た塚本民子さん=5日午前、石川県輪島市

能登半島地震に伴う大規模火災で焼け落ちた石川県輪島市の「輪島朝市」周辺で5日、建物の公費解体の現地作業が始まった。焼け跡となった通りで和菓子店を営んでいた塚本民子さん(73)は「ここに愛着があるからずっといたい。やっと解体が始まりうれしい。またのんびりと朝市をやりたい」と話した。

公費解体が始まった「輪島朝市」の現場を見つめる人たち

輪島市朝市組合の組合員らが見守る中、午前8時40分ごろ、重機によりがれきの撤去が始まった。冨水長毅組合長(55)は「5カ月間、この景色が変わらずつらい。出店となれば現状に合わせ新しい形で、輪島でも朝市を復興させたい」と意気込んだ。

近くを通りかかった同市の山下茂さん(74)は「このありさまを見るとすごいなと思う。震災からあまり変わっていない。輪島の人口も減っており、早く解体しないと大変になるだろう」と眺めた。

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