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Wednesday, March 1, 2023

シュトゥットガルト監督、伊藤洋輝を前半のみで下げた理由を説明 - Goal.com

【欧州・海外サッカーニュース】シュトゥットガルト率いるブルーノ・ラッバディア監督はDF伊藤洋輝を前半のみで下げた理由を説明した。

25日に行われたシャルケ戦を1-2で落としたシュトゥットガルトは、再び残留争いに巻き込まれることに。ブルーノ・ラッバディア監督は試合後、DF伊藤洋輝をハーフタイムに交代させた理由を明かした。

前節では原口元気や遠藤航がそれぞれアシストを記録するなどでケルンを3-0で下し、自動降格の17位から14位に浮上したシュトゥットガルト。リーグ戦4試合連続スコアレスで調子を上げるも最下位と苦しい状況が続くシャルケとのアウェーマッチは大事な一戦だった。しかし、前半に2失点許したシュトゥットガルトは後半に1点返すも結局、1-2で敗れている。

ラッバディア監督は試合後の会見で敗因を分析。特に前半について「シャルケのロングボールを阻止できず、決心が足りなかった。とにかくGK(ラルフ・フェアマン)やヨシダ(吉田麻也)にロングボールを蹴らせないようにもっと詰め寄せなければいけなかった」ことに加え、「決定的な場面でのフィフティー・フィフティーのデュエルにも敗れた」ことなどを指摘した。さらに右サイドのジル・ディアスとともに4バックの左センターバックでスタートした伊藤を前半のみで下げた理由も述べている。

「シャルケがどう来るか明確だったし、センターバックたちがボールを運ぶ時間とスペースを得られることも分かっていた。彼らに限らずうちのサイドの選手も、すでに相手の脇を通っていたにも関わらず、なぜかもっと前に進む勇気がなかった。何度も引き返してバックパスを選んだんだ。シャルケのプレスから逃れるためにはそうするべきだと話していたが、相手をかわしてからは別の話となる。私はそういうところが気に入らなかった。(伊藤の代わりにプレーしたダン=アクセル)ザガドゥが勇気を持って前方へプレーする選手だと知っていたし、実際に流れが多少変わっただろう」

また、伊藤がシャルケ戦前の最終調整を欠席したことは交代の判断とは無関係とのこと。ラッバディア監督は改めて「いや、ザガドゥのための決断だった。前方にパスを通し、勇気を持ってディアゴナルパスをプレーする選手が必要だったからだ。そうして相手を走らせる意図だった。特に前半は5分間ほど同じサイドでプレーを続けることもあったが、我々はそういうのをまったく望んでいなかった」と説明した。

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