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Wednesday, March 1, 2023

英中銀、3月は0.25%ポイントのみの検討か=NY為替 - みんかぶFX

為替 

 きょうのポンド円は上に往って来いの展開が見られている。序盤は166円付近まで一時上昇し、100日線と200日線を上放れる動きが見られたものの、円の買い戻しが強まったことや、ポンド自体が戻り売りに押されたことで、164円ちょうど付近まで失速している。

 市場は3月の英中銀金融政策委員会(MPC)の動向に注目しているが、短期金融市場では2月2日の前回MPC後には0.20%ポイントの引き上げを織り込む動きが出ていたが、それが先週末には0.27%ポイントまで織り込んでいた。これは0.25%ポイント利上げを有力視しているものの、0.50%の可能性も非常に小さいが全くないわけではないということを意味する。この変化は強い米経済指標を受けたFRBのタカ派姿勢の再認識が英金利見通しにも波及したためだと思われる。

 しかし、先日発表の1月の英消費者物価指数(CPI)でのサービスのコアインフレが6.0%と下振れたことを考慮すると、3月は0.25%ポイントの引き上げのみを検討する可能性が高いという。

GBP/JPY 164.07 USD/JPY 136.12 GBP/USD 1.2053

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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