110番通報を受理したときに、必要に応じて通報者から映像などを送信してもらうシステムが今月から全国で新たに始まり、警察は6日、システムの使い方を実演しました。
このシステムは、110番の通報者から現場の状況などをスマートフォンで撮影して送信してもらうもので、状況を迅速に把握して対応するねらいがあります。
全国の警察で今月から試行運用が始まったこのシステムを多くの人に知ってもらおうと、山梨県警察本部は6日、使い方の実演を行いました。
実演は甲府市でカバンをひったくりされた被害者から通報がきたという想定で始まりました。
通報を受理した警察官は電話で被害状況などを聞き取ったあと、被害者が撮影していた容疑者の写真を送ってほしいと依頼しました。
そして、警察から被害者の携帯にURLが送られ、被害者は電話での警察官の指示に従いながら写真を添付して送信しました。
県警本部は送られた写真をもとに、管轄の警察署に逃走した容疑者の服装や特徴などについて無線で指示していました。
県警察本部通信指令課の田代崇次席は「事件や事故などの現場に向かう警察官に到着前に映像を送信することでスムーズな現場対応が期待できる。大きな事件事故の際には県民の皆様にご協力をお願いしたい」と話していました。
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