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Friday, July 22, 2022

始まりはスノーボード! HYOD「D30」プロテクターの歴史とは - バイクのニュース

Aloha Happy Friday! The next station is...SUNNY RIDE!毎週のぞくだけで楽しい気分になれる不思議空間!? 今週もゆったりクリスワールドで、新しい発見がありますように。

スノーボードのプロテクターから生まれた製品

 今回のSUNNY RIDEはagain from 浜松!

 HYOD本店で、クリスさんのずっと気になっていたHYOD D30をチェックします!

D3Oプロテクターが搭載されたツナギを試着するクリスさん
D3Oプロテクターが搭載されたツナギを試着するクリスさん

ジャケットやパンツ、レーシングスーツのプロテクターって、プラスチックで硬いイメージでしたが、D30に出会って考えが180度ひっくり返るほど体にしっかりフィットして、優しく包んでくれる。

 そんなHYOD D30プロテクターはどうやって誕生したのか、スタッフの綛田さんに聞いてみました。

 クリスさん「ジャケットやパンツ、そしてインナーとして私たちの安全を守ってくれるD30ですが、どうやって生まれたんですか?」

 綛田さん「最初はレーシングライダーたちからの、お尻のプロテクションが欲という声から始まったんです」

 クリスさん「お尻を守るってことですか!?」

 綛田さん「そうなんです。2004年にHYODはレーシングスーツメーカーとしてスタートしたのですが、当時のスーツは肩や肘には樹脂のプロテクターが入っていたんですけど、お尻にはヒップの特性上、硬い素材は使えない為、1cm程度の厚みを出したスポンジを入れるくらいしかできなかったんです」

 クリスさん「お尻はクッションだけだったんですね。気にしたことが無かった。」

 綛田さん「ライダーからの声を多くもらっていて、なんとかしなきゃと、動き始めたんです」

HYODがプロテクターに採用するD30素材
HYODがプロテクターに採用するD30素材

 クリスさん「素材はHYODさんで開発したんですか?」

 綛田さん「D30という素材は2001年に、イギリスの研究者がスノーボーダーの身体を保護するために開発したのですが、そこに私たちがフォーカスしました」

 クリスさん「なるほど!スノボの世界から生まれたんですね」

 綛田さん「D30の素材って面白くて、オレンジの液体と粘土の間みたいなちょっとトロッとした不思議な物質で、重い物をその上に置いとくと低反発みたいにくぼむし、手で掴むとスライムみたいにウニョ〜って指の間から溢れるんです。さらに面白いのが、これをスーパーボールみたいに丸めて床に叩きつけると、すごい勢いで弾みます」

 クリスさん「だからあの弾力なんですか?」

 綛田さん「ああなるには、またひと工程あるのですが、この、衝撃を吸収して分散させてくれる性質が、ライダーの安全を守るのにパーフェクトな素材ということで、開発を進めました。その後、ポリマーを組み合わせることで、肩や肘などをしっかりとサポートできるものが完成したんです」

HYODがプロテクターに採用するD30素材は体にフィットする
HYODがプロテクターに採用するD30素材は体にフィットする

 クリスさん「ポリマーが、ミソだったんですね!」

 綛田さん「そうなんです。2007年くらいからイギリスのD30本社にレーシングスーツを送って、見てもらったり、ヒアリングとミーティングを重ねることで段々カタチになって、2008年の鈴鹿8時間耐久ロードレースで初めてD30プロテクターを使ったレーシングスーツがデビュー。そしてさらに一年後の2009年に、ストリート向けがデビューしました」

 綛田さん「あと、今年はラインナップにD30 airが加わって、これはメッシュっぽくなっていて隙間がたくさんあるので、通気性が良くて今の季節にもぴったりです。ジャケット以外にもチェストパッド、脊椎パッド、肘と肩のプロテクター、インナーとして着ていただけるプロテクトシャツやベストタイプがあるので、皆様に合うものが必ず見つかるはずです」

 クリスさん「耐久性はどうでしょうか?」

 綛田さん「ウレタンとか発泡スチールは衝撃が加わると変形してしまうので、どうしても再使用ができなくなってしまうんですけど、D30は何度でも衝撃を吸収することができるので買い替えないで大丈夫だったり、直射日光を避けて普通に保管していただければ、かなりのロングライフです」

 クリスさん「そこ大事ですよねー!コスパ!!!」

 綛田さん「安全に楽しく、そして長きに渡ってバイクライフを楽しんでいただきたいので、そういうところも考えているのがHYOD PRODUCTSです」

ChristelleCiari Twitter

【画像】HYODがプロテクターに採用するD30素材を画像で見る

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父はギタリストのクロード・チアリ。19歳でKiss Fmのサウンドクルーとしてデビュー。その後バラエティーやMC、ナレーションなど幅広く活躍。
NHK教育テレビ『英語であそぼ』4代目おねぇさんに抜擢され生まれ育った関西から東京へ進出。『英語であそぼ』がきっかけで、全国の鉄道の英語車内アナウンスを担当することに。
声優、歌手、スポーツMC、幼児教育の先生やセラピストとしても近年全国を飛び回る。
元気印が取り柄のクリスさん、配信アプリ17ライブで毎晩22:30〜0:30みなさまからのリクエストを生でこたえてくれます!

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