東日本大震災から１１年となる３月１１日の追悼式について、仙台市は、新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることから、式典の開催を取りやめ、遺族による献花のみとすることを決めました。
震災から１１年となる３月１１日の追悼式について、仙台市の郡市長は、今月１日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染状況をみながら開催する方向で準備を進める考えを示しました。
しかし、新型コロナの感染拡大が依然として続いていることから、仙台市は、１６日、式典の開催を取りやめ、遺族と招待された人による献花のみとすることを決めました。
献花のみとなるのは、おととし以来、２年ぶりです。
献花は若林区文化センターで行われる予定で、ほかにも市内のあわせて８か所に献花会場が設置されるということです。
仙台市は「開催に向けて準備を進めてきたが、感染拡大が収まらないため、やむをえず献花のみとした」と話しています。
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