衆院小選挙区の区割りを変更する改正公職選挙法が18日の参院本会議で可決され、成立した。県内では、異なる小選挙区に分かれている5市のうち、高崎市を除く桐生、太田、渋川、みどりの4市で分割状態が解消される。
具体的には、桐生市内の旧新里村、旧黒保根村地域と、みどり市内の旧東村地域が1区から2区に、太田市内の旧藪塚本町地域が2区から3区に、渋川市内の旧北橘村、旧赤城村地域が1区から5区に移る。
区割りをめぐっては、県が1月、5市の分割状態を解消するよう政府の衆院選挙区画定審議会に要望していた。ただ、高崎市だけは、市域が引き続き4区と5区に分かれた状態となる。
区割り見直しについて、県内政界関係者は様々な受け止めを示した。自民党・笹川博義衆院議員(3区)の藪塚後援会長を務める小林道雄さん(73)は「藪塚は今は2区だが、やっと笹川氏に投票できるようになる。太田市全体が同じ選挙区になり、有権者にとって分かりやすくなる」と歓迎した。立憲民主党の後藤克己・県連会長は「区割りが変わった地域を調査し、次期衆院選の戦略をしっかりと考えたい」と話した。
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