来月３日の桃の節句を前に、新潟県長岡市の中心部ではさまざまなひな人形を飾る催し「越後長岡ひなものがたり」が１７日から始まりました。
ことしは、長岡駅前の大手通り周辺の店舗や施設あわせておよそ３０か所にさまざまなひな人形が飾られています。
このうち、大手通りに近い本町にある画廊では、ひな人形を集めるオーナーが所蔵する２００体余りが所狭しと並べられています。
ことしは、江戸時代に作られた人形を中心に展示し、なかでも部屋の中央に置かれた人形は丸い顔に高い鼻が特徴です。
また、大手通り沿いにある福祉施設では、手芸の愛好家たちが手がけた布細工のひな人形などが飾られ、訪れた人たちを楽しませていました。
この施設で展示の準備などを担当した長岡市社会福祉協議会の高橋由美子さんは「ことしもひな人形を飾ることができてうれしい。春らしく、元気が出るような催しになってほしい」と話していました。
この「越後長岡ひなものがたり」は来月９日まで開かれています。
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