秋田県横手市の小正月行事「横手のかまくら」が、新型コロナウイルスの影響で規模を縮小して15日から始まり、子どもたちが各地区に作られたかまくらに入って、伝統の行事を楽しみました。
「横手のかまくら」は、水の神様をまつり五穀豊じょうなどを願って行われる小正月の伝統行事です。
新型コロナの影響で、去年に引き続きことしも観光客向けの会場は設置されず、各地区で住民たちがかまくらを作るなど、規模を縮小する形で15日から始まりました。
このうち、平鹿町樽見内では、地元の人たちによってわらで作られた屋根を含めて、高さ5メートルほどのかまくら1基が作られました。
この日午前中は、近くにある保育園の園児およそ20人が訪れ、園児たちはかまくらのなかに入ると「大きい」などと声を上げ、みんなで童謡を歌って楽しみました。
初めてかまくらに入ったという5歳の男の子は、「中があたたかく広くてびっくりしました。楽しいです」と話していました。
かまくらを作った小野寺幸雄さんは、「子どもたちに楽しんでもらえたので作ってよかったです。かまくらは地域の宝なので今後もかまくら作りを続けていきたいです」と話していました。
「横手のかまくら」は16日まで行われます。
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