19日の株式相場下落は「恐らく何かの始まりだ」と、ミラー・タバクのチーフ市場ストラテジスト、マット・メイリー氏が述べた。
同氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、米株市場で今年、5%以上の下げがないことは奇妙だと指摘し「調整は正常であり健全なことだ」と語った。
18日公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で年内のテーパリング(資産購入の段階的縮小)開始があり得ると示唆されたことで、世界の株式相場に下押し圧力がかかった。投資家は新型コロナウイルスのデルタ変異株の急激な広がりによる経済への影響も懸念している。
S&P500種株価指数先物は19日に一時1.1%安となり、ダウ先物とナスダック100先物も下げた。ストックス欧州600指数は一時2.3%下落した。
メイリー氏は、年末までは成長株よりもバリュー株を選好するとも語った。金利上昇がテクノロジーなど高成長企業への逆風になる見通しが理由だという。
原題:
Miller Tabak’s Maley Says Pullback May Be ‘Start of Something’(抜粋)
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