武英師をはじめとした厩舎スタッフはもちろん、主戦の池添も立ち会い、トレセンの馬房で過ごす最後の時間を分かち合った。
名残惜しそうに馬運車を見送った武英師は「もう帰ってくることがないと思うと寂しいですね」とポツリ。「いろいろ悩んだし、試行錯誤しました。その分、結果が出た時はうれしかったですし、出なかった時は悔しかった。悩んだのはチューリップ賞(21年1着)。勝ったのに、勝った気がしなかったです。一番うれしかったのはシルクロードS(22年1着)ですね。負けん気に特化していて、そこが持ち味でした。ケガなく終えられて良かったです」と、苦労の日々を振り返った。
早ければ3年後の27年に、初子がターフデビューすることになる。「スピードの部分は受け継いでほしいです。ファンの皆さんも楽しみにしていると思います。これが終わりじゃなく、物語の始まりであってほしいですね」。夢の続きは子で。メイケイエールの第二の馬生が始まる。
提供:デイリースポーツ
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