養殖うなぎの生産量が全国で3位の宮崎県で、土用のうしの日を前に「新仔うなぎ」と呼ばれる若いうなぎの出荷が始まりました。
新富町にある「新富水産」では、7日から新仔うなぎの出荷が始まり、作業員たちが池に入り、うなぎを網ですくってケースに移してトラックに積み込んでいました。
「新仔うなぎ」は養殖されてから1年未満に出荷されるもので、身も皮も柔らかく、臭みも少ないうえ、小骨が少なくて食べやすいのが特徴です。
うなぎの稚魚、シラスウナギは昨年度の県内の漁獲量が過去最低となりましたが、県外や国外から仕入れることで例年並みの出荷量を見込んでいるということで、この会社では7日は10トン、4万3000匹ほどを出荷する予定です。
出荷は今月の土用のうしの日をピークに10月ごろまで続き、重さによって4つのサイズに選別されて東京や大阪、愛知などに送られます。
水産庁によりますと、県内の養殖うなぎの生産量は去年3574トンで、鹿児島県、愛知県に次いで全国で3番目に多くなっています。
新富水産の小野貴弘現場長は「夏はうなぎのイメージがあると思うので、食べてスタミナをつけてほしい。味がよく分かる白焼きにわさびじょうゆをつけて食べるのがおすすめです」と話していました。
からの記事と詳細 ( 「新仔うなぎ」の出荷始まる 新富町|NHK 宮崎県のニュース - nhk.or.jp )
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