英国経済は7-9月(第3四半期)に、2021年1-3月(第1四半期)以降で初めて縮小した。生活費上昇が消費を抑えたほか、故エリザベス女王の葬儀による追加の祝日で営業日が減った。
第3四半期の国内総生産(GDP)は前期比0.2%減。予想の0.5%減よりは小幅な落ち込みにとどまったものの、長期にわたるリセッション(景気後退)の始まりとなる可能性がある。英国は主要7カ国(G7)の中で唯一、GDPが新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前の水準を回復できていない。
GDPは女王の葬儀のあった9月に0.6%減。8月も縮小だった。英政府統計局(ONS)によれば、7-9月は個人消費と企業投資がいずれも減少。貿易は改善した。
イングランド銀行(英中央銀行)は今月、市場予想に沿って金利が上昇すれば英国が2年にわたるリセッションに陥ると予測した。
英中銀、75bp利上げ-今後の引き締めに関する市場予想は否定
原題: UK Economic Contraction Heralds Start of Protracted Recession(抜粋)
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