【ハノイ=安田信介】オーストラリア軍が主催し、計17か国が参加する空軍合同演習「ピッチブラック」が豪北部のダーウィン空軍基地などで19日から始まった。豪公共放送ABCによると、日本とドイツ、韓国は初参加となる。インド太平洋地域で強権的な支配を強める中国をけん制する狙いがあるとみられる。
演習は9月8日までで、米国や英国、フランス、インド、インドネシアなどから100機以上の航空機と2500人が参加する。航空自衛隊によると、日本からは隊員ら約150人とF2戦闘機計6機が参加し、防空戦闘訓練や空中での給油訓練などを行う。
ドイツ軍は、主力戦闘機ユーロファイターなどの航空戦力を初めてインド太平洋地域に派遣した。ピッチブラックに参加後、9月末には日本で航空自衛隊と共同飛行する計画だ。
ピッチブラックは1981年に豪軍のみで始まり、原則として隔年で行われてきた。2020年はコロナ禍で中止となったため、実施は4年ぶりとなる。
からの記事と詳細 ( 中国けん制狙い、豪軍主催の空軍合同演習始まる…日独韓が初参加 - 読売新聞オンライン )
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