トヨタ自動車は6日、新型「クラウン」を世界初披露するイベントを15日に開催すると発表した。その模様が同日午後1時30分からオンラインで配信され、特設サイトでは、イベント当日に向けたカウントダウンもスタート。ネットには、クルマ好きユーザーの反響が続々と集まっている。
クラウンは同社が1955年から製造・販売している高級乗用車で、現行のS22型で15代目を数える。大型のエンジンを搭載した後輪駆動のセダンというコンセプトで、日産の「セドリック」「グロリア」などと並び、長らく国産高級車の代名詞的存在として人気を博してきた。
しかし近年は、スポーツ多目的車(SUV)やミニバン、ハイト系軽自動車など、ユーティリティーに優れた車種に人気がシフトし、ユーザーのセダン離れが進んだため、トヨタ「マークX」「プレミア/アリオン」、日産「シルフィ」、ホンダ「シビックセダン」「グレイス」、スバル「レガシィB4」など、多くの国産メーカーでセダン車種の製造打ち切りが続いた。そんななかでの新型発表の予告とあって、SNSには「もうすぐ正式発表なのね!」「『高級なカムリ』になるのかな? 父がクラウン好きで何代も乗り継いでいたけど、昭和の時代にクラウンは特別な車だった」「(ステーションワゴンタイプの)エステート出てくるなら楽しみ」などと期待と歓迎の声があがっている。
一方で、モデルチェンジの方向性について、不安になっているクルマ好きも。特設サイトのオープニングアニメーションにも「いつかはクラウン?」と、疑問符がつけられたおなじみのキャッチコピーに続いて「SEDAN? SUV?」「終わりか 始まりか」との文字が現れたことから、「かなり挑戦的なメッセージ」「セダンではあるんだろうか…?」「やはりSUVの設定があるのか。セダンの設定は残るのか?」など既存のコンセプトから大胆に変更されるのではないかと予想したコメントが散見された。
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