世界の始まりと終わりとはとても似ているのじゃないかと思う。
わたしにとっての世界の始まりは真っ赤な赤い実だった。こんな魅力的なものを見つけて嬉(うれ)しかった。食べてみた。甘酸っぱかった。ほかにもたくさんあったからつぎつぎに採った。スカートを広げて入れ、家に持って帰った。母にもあげたかったから。...
からの記事と詳細 ( 世界の始まりのイチゴ、終わりの猫 デイヴィッド・マークソン「ウィトゲンシュタインの愛人」【本のおすそわけ 川野里子】 - 西日本新聞 )
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