６０歳以上の人などが対象になっている新型コロナウイルスワクチンの４回目接種が、県内では最も早く２５日から加賀市で始まりました。
政府は、３回目接種から５か月以上が経過した人のうち、６０歳以上の人、１８歳以上で基礎疾患のある人、または医師が重症化リスクが高いと判断した人を対象に、４回目の接種を進める方針です。
これを受けて、加賀市では２５日から県内では最も早く４回目の接種が始まりました。
加賀市医療センターで６０歳以上の医療従事者など１１人が医師の問診を受けたあと、いずれもモデルナ製のワクチンの接種を受けていました。
加賀市では４回目接種の対象になる約２万５０００人に２４日から接種券の発送を始めていて、市内７４の医療機関などで接種を実施するということです。
接種を受けた６０代の医師は「医療従事者としてまわりの人に感染を広げないよう、いち早く４回目の接種を希望しました」と話していました。
加賀市市民健康部の奥村清幸部長は「感染の拡大、そして重症化を防ぐためにも、なるべくワクチンを打ってほしい」と話していました。
県内では、能美市で２６日から、金沢市や野々市市が５月中の接種開始を予定しているほか、このほか多くの自治体でも６月から接種が始まります。
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