旅行などの制限が呼びかけられない中での大型連休が始まり、岐阜県高山市の古い町並みを５月１日までの３日間に訪れた人は、去年の２.４倍にのぼりました。
高山市は、観光客の動向の分析のため、多くの観光客が訪れる古い町並みにカメラを設置して人出を把握していて、大型連休が始まった４月２９日から５月１日までの３日間の人出を分析しました。
その結果、東京や大阪などに緊急事態宣言が出され、岐阜県もまん延防止等重点措置の適用を国に求めていた去年の同じ時期と比べて、訪れた人の数は２.４倍にあたる約２万人にのぼったことがわかりました。
３連休の中日にあたる４月３０日が最も人出が多く、去年の３.８倍にあたる約１万人でした。
５月１日までの３日間は雨の日もあり、市は、晴れの予想が続く３日以降はさらに人出が増えると見込んでいます。
岐阜県はことしの大型連休は、感染対策と経済活動を両立させたいとして、旅行や帰省などの自粛は呼びかけていませんが、長時間・大人数での宴会などを避ける、感染対策をした店舗を利用する、車の中も含めてマスクを外した会話を避ける、高齢者に会う場合は無料検査の活用も検討することなどを呼びかけています。
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