「そんなに難しくなかった」
能美市のご当地検定「のみ検定」が六日、同市辰口町の辰口福祉会館で実施された。三年ぶり六回目となる今回は初めて三段階の難易度に分けて出題され、十〜八十代の計九十四人が挑んだ。受検者数は前回より五割近く増えた。 (平野誠也)
検定は毎年度一回行われ、二〇一九、二〇年度はコロナ禍の影響で延期していた。実施に当たり、会場を三部屋に分散したほか、各テーブルに着席するのは一人ずつに限定。解答を終えたら部屋を退出するといった感染対策を取った。
問題は一級(上級)、二級(中級)、三級(初級)に分かれ、それぞれ一人、十八人、七十五人が受検した。いずれの級も一時間以内に四者択一の全六十問を解き、八割以上正解すれば合格する。検定が始まると、参加者は真剣な表情で解答を記入していた。三級では、市のコミュニティバス「のみバス」の運賃や、市特産の国造ゆずの品種名、ロシアにある市の姉妹都市名などが出題された。
職場の仲間と数人で初参加した同市徳久町の会社員清水由紀子さん(50)は、三級に挑戦。「そんなに難しくはなかった」と振り返った。事前に過去の問題などで練習するうち、「そういうことやったんかと気付くこともあった」と地元への理解を深めたという。
合否は今月末までに各受検者に通知される。合格者には合格証などのほか、新たに級に応じた金、銀、銅のバッジも贈られる。
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