紅葉の季節を迎え、八戸市にある「八戸南部氏庭園」で、２２日から恒例の秋の一般公開が始まりました。
「八戸南部氏庭園」は、江戸時代末期に八戸藩・第９代藩主の南部信順が、薩摩藩から婿養子として迎え入れられた際に作られた、広さおよそ５５００平方メートルの庭園です。
毎年、春と秋の年２回、一般の人たちに公開されていて、２２日から、紅葉の時期にあわせた秋の公開が始まりました。
園内では、モミジやツツジの葉が、赤や黄色に色づき始め、
庭園は、水を使わずに海や川を表現する「枯山水」という様式がとられています。
橋や石灯篭などが配置され、周辺を回りながら、さまざまな角度から鑑賞することができ、訪れた人たちは、園内をゆっくりと歩きながら写真を撮るなどしていました。
八戸市の文化創造推進課大高聡史主査は「コロナ対策を取ったうえで開園しているので、この貴重な機会にぜひ来てもらいたい」と話していました。
「八戸南部氏庭園」の秋の一般公開は、今月２５日まで行われていて、入園は無料です。
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