新型コロナウイルスの行動制限の緩和に向けて、飲食店でワクチンの接種証明などを活用する技術実証が福岡市で始まりました。
ただ、飲食店によってはワクチン接種の証明の有無に応じて、客の座る席を分けることが難しいなど課題もあります。
政府は新型コロナウイルスの行動制限の緩和に向けて、飲食店でワクチンの接種済みの証明やPCR検査などの陰性証明を活用する技術実証を全国各地で行う方針です。
福岡市内のレストランでは、きのうから技術実証が始まり、従業員が訪れた客の接種済みの証明書の確認をしたほか、証明の有無で客の座る席を分けるなどの対応を取っていました。
一方、福岡市中央区にある飲食店からは、こうした対応を取ることが難しいとの声が聞かれました。
この飲食店は席数が16席、店長を含めて2人で料理などを行っています。
店長の中村幸太郎さんは「小さいお店で、空間がなく、席を仕分けるのは無理です。席の幅も空けてはいますが、それでも距離は近くなります」とワクチン接種の証明の有無に応じて、客の座る席を分けることの難しさをあげました。
また、証明の確認などについて「2人で切り盛りしている店なので、若干時間がかかるかなと思います。取り組み自体はいい内容だと思いますが、小さい店と大きい店とで取り組み内容をさらに細分化できるといいと思います」と話していました。
からの記事と詳細 ( ワクチンの接種証明など活用する技術実証 福岡市で始まる|NHK 福岡のニュース - NHK NEWS WEB )
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