新型コロナウイルスの行動制限の緩和に向けて、飲食店でワクチンの接種証明などを活用する技術実証が福岡市で始まりました。
政府は、感染が拡大した際の行動制限の緩和に向けて、飲食店でワクチンの接種済みの証明やＰＣＲ検査などの陰性証明を活用する技術実証を全国各地で行う方針です。
その一環として福岡市内のレストランできょうから技術実証が始まり、福岡県の服部知事が視察しました。
技術実証では、店を訪れた客が提示した証明を従業員が確認する手順などを確かめていました。
福岡県内では、１０月１５日からすべての飲食店で営業時間短縮などの要請は解除されていますが、実証では証明の有無に応じて座る席を分ける対応をとるということです。
技術実証は５日間かけて行われる予定で、店側と客への聞き取り調査などを通じて課題などを検証することにしています。
技術実証に参加したレストランを運営する博多サンヒルズホテルの田中真由美支配人は「時短要請や休業要請で非常に厳しい状態が続いていたので、やっと希望の光が見えたとうれしく思います」と話していました。
服部知事は「感染防止対策と経済活動の両立を図っていく上で、ワクチン・検査パッケージは大きな方策と考えている。初めてのことでとまどうこともあるかもしれないが、ご理解ご協力をいただき技術実証が円滑に進んでいくことを期待している」と述べました。
からの記事と詳細 ( 「ワクチン・検査パッケージ」技術実証 福岡市で始まる ｜NHK 福岡のニュース - NHK NEWS WEB )
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