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Monday, June 28, 2021

米国株、ダウ反落で始まる 利益確定売り優勢 ボーイングが下落 - 日本経済新聞

【NQNニューヨーク=戸部実華】28日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落して始まり、午前9時50分現在は前週末比154ドル55セント安の3万4279ドル29セントで推移している。ダウ平均は5月に付けた過去最高値に迫っており、高値警戒感に伴う利益確定売りが出やすい。一方、米長期金利は低下しており、ハイテク株など高PER(株価収益率)銘柄に買いが入っている。

航空機のボーイングが2%超下落している。開発が遅れている次世代大型機「777X」について、米連邦航空局(FAA)の承認は2023年半ばから後半になる見込みと伝わり、投入時期が一段と遅れかねないとの見方を誘った。前週末に好決算が買い材料となり急伸したスポーツ用品のナイキも反落している。米原油先物相場が下げており、石油のシェブロンも売られている。

米長期金利の指標となる10年物国債利回りは前週末比0.03%低い1.49%を付ける場面があり、ハイテク株には買いが優勢となっている。顧客情報管理のセールスフォース・ドットコムやソフトウエアのマイクロソフト、スマートフォンのアップルが高い。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反発し、前週末比88.344ポイント高の1万4448.732と24日に付けた過去最高値を上回って推移している。

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