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Wednesday, February 24, 2021

道内も国公立大学2次試験始まる|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp

国公立大学の2次試験の前期日程が道内でも25日から始まりました。ことしは新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、受験生の感染対策を講じた上で試験が行われています。

道内では13の国公立大学のうち11で25日から2次試験の前期日程が始まり、北海道大学では朝早くから受験生たちが集まって、保護者らに見送られながら試験会場に入っていきました。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、大学ではマスクの着用や手や指の消毒、休憩時間ごとに換気を行うなどの対策を講じています。
試験会場では問題用紙と解答用紙が配られたあと、午前9時から試験が始まりました。
北大によりますと、前期日程は定員1932人に対して5104人が受験する予定で、志願倍率は2.6倍になっています。
神奈川県から来た受験生は「目標に向かってこつこつ頑張ってきた。きょうはやってきたことを出し切れるよう落ち着いて試験に臨みたい」と話していました。
千歳市から来た受験生は「新型コロナウイルスもあってみんなとの思い出も少なくってしまったが、今までみんなで勉強してきた成果を出して合格できるよう頑張りたい」と話していました。
各大学によりますと、大雪の影響で北大と北海道教育大学の一部の受験生から試験に遅れるという連絡が入ったということで、連絡があった受験生には試験時間を遅らせる対応をとっています。

【道教大岩見沢校では】
岩見沢市にある北海道教育大学岩見沢校の入試にも大雪の影響が出ています。
JR函館線は岩見沢駅と滝川駅の間で始発から終日運休になったほか、小樽駅と岩見沢駅の間でも一部が運休し、北海道教育大学岩見沢校には多くの受験生が保護者の車で訪れていました。
札幌市から父親に送ってもらった男子高校生は「きのうはJRも高速も使えなかったので会場に来られるか心配だった。無事に到着できてほっとしている」と話していました。
父親は「釧路に単身赴任中でしたが、試験会場への送り迎えのため札幌に戻ってきました」と話していました。
大学によりますと、25日の試験では大雪の影響で受験生およそ20人が予定通り受験することができなくなったということです。
大学は遅れて来た受験生については時間を繰り下げて試験を行うほか、25日にテストを受けられなくなった受験生については改めて試験日を設けることにしています。

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