このPCの「強さ」の理由、データとしてわかってしまいました。
先日開催したギズモードの「読者参加型『フォートナイト』対戦イベント」、みんな参加してくれた?
編集部は今回、か〜な〜り気合入れていて、デル・テクノロジーズさんにご協力いただき、ゲーミングPCブランド・Alienware(エイリアンウェア)のゲーミングノートPC、「Alienware m15 / m17 R3」というガチなマシンを用意するなど、本気モードで挑ませてもらいましたッ!
遠く離れていても、ゲームを使えばコミュニケーションを楽しめる。
オンラインゲームというムーブメントに触れ、僕らはずっとこう考えていましたた。最初の参加型オンラインイベントということで、至らないところもあったと思いますが、この思いを実証できたのは、参加してくださった方、Liveを見てくださった方、みなさんのおかげに他なりません!
結果としては、いろんな要因が重なりギズモード(主に綱藤さん)大敗北!だったわけですが、今回のイベントは、ギズモードにとって大きな一歩を踏み出せたように感じています。本当にありがとうございました。
そして、この日は尾田編集長へのイベント報告。…なのですが、なにやら部屋の雰囲気がちがくないですか? あれ? 編集長?
振り返って再認識。「勝つ」ための300Hzディスプレイがとにかくスゴかった!
編集長・尾田(以後尾田):綱藤くん、イベント開催ご苦労。初めての『フォートナイト』イベントであったわけだが、所感はあるかね? 戦いぶりは見ていたけど、綱藤くんがホストとして得たものを知りたいのだ。
綱藤:お、お疲れさまです!報告します!若干の進行トラブルはあれど、読者のみなさんのおかげで、ワイワイと楽しいイベントになったかと!
尾田:うむ、本当に素晴らしい読者に恵まれたよ!…で、綱藤くんは戦績について言うことはあるかね?
綱藤:あ…え…。みんなちょっと強いなーって…。
尾田:「ちょっと」…? あれは実力差がありすぎだ! なんとふがいない!(バリバリー!)
綱藤:ひえぇぇ〜。でも、練習中はもっとうまく動かせたんです! 今回AlienwareのゲーミングノートPC「Alienware m17 R3」を使わせてもらったんですが、練習でプレイしていた間は、マシンパワーのサポートもあって、普段よりも頑張れていたんです…。
尾田:ふむ、マシンのサポートか…。では、練習中のPCの体感はどのようなものだったかね?
綱藤:は、はい! 今回使った「Alienware m17 R3」は画面の動きがめちゃなめらかだって聞いていたんですけど、ほんとにスムーズで勝ちやすいんですよ!
尾田:リフレッシュレート*が300Hzのディスプレイだな。一般的な60Hzディスプレイと比べると5倍のなめらかさだから、残像感からしてぜんぜん違うものだな。
*1秒間に画面を書き換える回数。地上波デジタル放送は30Hz(30回)一般的なPCやスマートフォンは60Hz
綱藤:そうですね! 普段目で見ている世界の感覚に近くて、一挙手一投足のシンクロ感が増す感じです。いつもの『フォートナイト』の設定では、標準のクオリティプリセットで120fps〜140fpsくらいなんですが、近距離での撃ち合いになったときに、エイム(照準)の精度が明らかによくなったんですよ。ゴルゴかと思いました。
尾田:人間の眼で認識できるリフレッシュレートが120〜240Hz程度と言われている。綱藤くんのセンスや訓練によってはさらに伸びるかもしれない。よって、ハードウェア的に300Hzまで伸びしろがあるのは、将来性があるということだな。
綱藤:すごいプレッシャーをかけてきますね...!ゲーミング綱藤が求められているのはギズモードだけだよ!と思うのでがんばります…。
尾田:ふむ、もし綱藤くんが対戦ゲームではなくソロプレイゲームがメインであるなら、有機ELで4K&60Hzのディスプレイをカスタムすることもできる。今回は300Hzのパネルが適任であったわけだな。
綱藤:そうなんです。300Hzパネルを選ぶ、すごいメリットを感じられていたのですが、本番は配信の都合で60fps固定になってしまい…。そのギャップに戸惑ってしまったのが敗因のひとつかと…。
尾田:言い訳はけっこう。他の編集部員はどうだったのだ?
綱藤:配信外で200Hzオーバーのリフレッシュレートを叩き出していた佐々木さんは3位、山本くんは4位を取っていたので、彼らはAlienwareのスペックやパネル性能をきちんと引き出せて勝ちに繋げられていたと思えます!
尾田:ふむ。その結果を見ると、高リフレッシュレートパネルを選ぶ理由が、結果に現れていたわけだな。イベントのタイミングとは合わなかったが、今ならRTX30シリーズを搭載したAlienware m15 / m17 R4もよいかもしれんな。Alienware m17 R4なら360Hzパネルも選択肢となる...個人成績は残念だったが、良い検証データだった、綱藤くん。
高レスポンスでド安定。ネットワーク面での有利も体験
尾田:では、イベントのホストとして、綱藤くんは重要なポジションだったわけだが、ゲームプレイング以外に気をつけたことはあったかね?
綱藤:回線のトラブルが怖かったので、しっかり有線LANポートを使いました。ラグも感じませんでしたし、標準で有線LANがあるノートPCは心強いですね。
尾田:Alienwareはゲーマー向けのネットワークコントローラー「Killer E3000 2.5Gps」や「Killer Wi-Fi 6 AX1650」を搭載している。これのメリットをちゃんと享受できていたのであろう。
綱藤:なんか強そうな名前ですね。速いんですか?
尾田:速い。有線LANは2.5Gpsのギガビット対応で、無線もチップセット統合ではなく独立したモジュールゆえ、高負荷時のネットワーク処理の遅延も起こりにくい。どちらもCPUやメモリへの負荷も抑えた設計だから、ゲーミングシーンでもトップスピードを出しやすい設計なのだ。
綱藤:たしかに、家でトレーニング中はWi-Fi環境でプレイしてましたけど、そちらもラグを感じたことはないし、安定してましたね。
尾田: Killerはネットワークの安定性だけではなく、通信に優先順位をつけることができる。『フォートナイト』のようなコンマ一秒が勝負を決めるネットゲームでは、これはとても重要だ。 ネットワークコントローラーは地味な要素ではあるが、接続速度や安定性は処理能力と同じくらいゲーミング体験を左右する大事な要素だ。だからこそ真摯にゲーミングのためのチューンが施されている。これも、Alienwareの優れたポイントだな。
アクションを素早く行なえる! プロゲーミングチーム監修のキーボード
尾田:綱藤くん、君はもともとカジュアルゲーマーであったな。コントローラーをやめ、キーボードとマウスでの操作は戸惑わなかったか?
綱藤:自分でも驚きなんですが、意外とすんなりキーボード+マウスでの操作は受け入れられました。キーボードのストロークが浅めなんですがこれが絶妙で、ストローク深めの外付けキーボードより戦いやすかったですね。
尾田:PCゲームシーンではキーボードって生命線であるからな。実は、Alienwareのキーボードは、AlienwareがスポンサードしているプロeスポーツチームTeam Liquidの選手のフィードバックを元に設計されている。
綱藤:なんと! シビアで正確な入力が求められる、プロの意見が反映されているんですね。
尾田:そのとおり。インプットの心地よさだけではなく、結果に繋げてくれるキーボードなのだ。
高負荷でもスロットリングなし。巨大なヒートシンクは熱対策もバッチリ
尾田:ほかにゲームに向かうにあたって、不安だったことはあったかね?
綱藤:配信もしていたので、発熱によるクロックダウン(サーマルスロットリング)も心配だったんですが、完全に杞憂でした! 高負荷なシーンでも、発熱由来らしき処理落ちは感じませんでしたね。
尾田:このPCは、排熱が本当によく考えられている! 液体の蒸発を利用して効率よく熱を伝える「気液相変化」を利用した「ベイパー チャンバー冷却テクノロジー」で、冷やすべきチップ全体をカバーしている。
綱藤:後部の出っ張りはヒートシンクの塊ですよね。
尾田:ほう、気づいたか。巨大なヒートシンクと、 直径66mm(m17 R3)、64mm(m15 R3)の大ぶりなファンでチップの熱を根こそぎ吸い取っている。負荷と発熱の大きいゲーミングシーンだが、熱によるスロットリングを抑えるには理想的な構造だよ。しっかり冷やしてれば、ゲーム以外でもポテンシャルを発揮できるし、チップの寿命も長くなる。排熱がしっかりしているってだけでノートPCは快適になるのだ。
綱藤:はい、たしかに排気口は暖かくなるんですけど、肝心のキーボードやパームレストはほとんど熱くないんですよね。不快感ないし、手汗もかかないし、始終快適でしたね。ファンの音はそれなりにしますけど、どうせヘッドホンしちゃうし、これだけしっかり冷却してくれてるなら、メリットの方が大きいですね。
PCは電気で動く。ゆえにフル稼働させられる電源設計
綱藤:今回使って、本当に始終快適でした。常に高FPSを叩き出せるCPUやGPUのパワーはすごいですね。
尾田:それはな。チップのパワーだけではなく、AlienwareのノートPCは、電源設計にも秘密があるのだ。
綱藤:電源設計…ですか?
尾田:綱藤くん。CPUやGPUがパフォーマンスを発揮するためには大きな電力が必要というのは知っているかね?
綱藤:はい、それはわかります。ハイエンドになればなるほど、がんばって演算するためにチップへ流す電力が大きくなりますよね。
尾田:だから、Alienwareでは、CPUやGPUの周りに数多くの電圧レギュレーターを配置し、安定した電力を供給させているのだ。CPUやGPUからしても、常にフルスペックを出せる電力を貰えるから、ポテンシャルを十二分に発揮できる設計になっている。
綱藤:ゲーミングマシンとしての徹底っぷりがすごいですね…!
尾田:だから、幅広いゲーミングシーンで、「勝つ」ためのPCとして、Alienwareが選ばれているのであろう。
ゲームに勝ちたいなら、そのためのAlienware(マシン)を選ぶべき!
尾田:綱藤くんもPCのトレンドを追っているからわかると思うが、昨今のプロセッサでの進化で「ゲームが遊べる」PCは増えつつある。
綱藤:そうですね。エントリー向けのPCでも、軽いゲームなら普通にプレイできるし、チップの進化が目覚ましいですね。
尾田:では、その中でなぜゲーミングPCがあると思う?
綱藤:…俺より強い奴に会いに行くため?
尾田:そうだな。目標を持って挑み、「ゲームで勝ちたい」と思うなら、そのために作られたマシンが必要だと思わんか? 私は、このPCからそうした本気のイズムを感じるのだ。
綱藤:まさにそうですね。有利になりたい。アイツに勝ちたい。圧倒的な力でねじ伏せたい。 これは、そうしたプレーヤーの勝利欲を満たすための一翼です。そして、このスペックが、このスタイリッシュなボディにまとまっているのが恐ろしくも思えます…。
尾田: どこでもゲームトレーニングができるマシンだから、300Hzの恩恵が受けられるレベルまで、ゲーミング綱藤が駆け上がってくれることを期待してるよ。次のイベントも頑張るがよい。
綱藤:はい!綱藤、今後もAlienwareで腕を磨きます!正直な話、これを使っちゃうともう自分のPCに戻るのに拒否反応がでてきちゃって、返却したくないです。でも、尾田さんはなぜAlienwareに詳しいんですか?
尾田:綱藤くんが使う前、私がこのPCで『フォートナイト』をやっていたからだ! よってそのマシンは私に返却するがよい。
綱藤:ゲーミング編集長…。
Photo: Daisuke Ishizaka
Source: Alienware ゲーミングPC
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