北陸新幹線の金沢・敦賀間の開業で、新幹線の発着駅となる新たな敦賀駅の特急列車のホームで２０日から特急車両の試運転が始まり、その様子が公開されました。
来年３月の北陸新幹線の金沢・敦賀間の開業にともなって新たな敦賀駅では新幹線との乗り換えをスムーズに行うため、新幹線ホームの下の階に在来線の特急列車のホームが設けられます。
このホームで車両が安全に停止するかどうかなどを確認する試運転が２０日から始まり、その様子が報道各社に公開されました。
ＪＲ西日本によりますと、試運転では１日４回、車両を走行させることにしていて、車内の乗り心地に問題がないかやホーム上で音声案内が正常に流れるかなどを確認するということです。
試運転は今月２３日まで行われ、不具合などが確認された場合は速やかに対応することにしています。
ＪＲ西日本大阪工事事務所金沢工事所の武部啓吾副所長は「実際に列車を走らせながら全ての設備が稼働することを確認したい。敦賀ではこれまで以上に多くの人が行き交うことが予想されているので万全を期して開業を迎えたい」と話していました。
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