9日、台風6号の接近のため、60年ぶりの屋内開催となった長崎市の平和祈念式典。主催した同市の鈴木史朗市長が式典後に会見し、屋内開催の成功に手応えを見せつつ、「私も被爆2世。被爆者の思いや平和の尊さを訴えるいわば『聖地』の平和公園で開けなかったことは、被爆者や遺族の方々と同じように残念」と振り返った。
式典は、岸田文雄首相や各国大使ら来賓、一般参加者の招待が見送られた。首相が参列しないのは1999年以来だった。市によると、出席者は昨年の約500人や、コロナ禍前の2019年の約5200人と比べて大幅に少ない、市関係者のみの42人だった。
市が式典の場所変更や縮小を発表したのは6日夕。鈴木市長は「6日の時点で、9日午前中はかなりの確率で暴風雨になる可能性が高いと気象庁の方から聞いた。そういう状況でお客様を招待することはできないと判断した。人命保護や安全を考えるとしかたなかった」と話した。
9日の式典中、長崎市は台風…
からの記事と詳細 ( 台風で縮小、長崎の式典参加は市関係者のみ42人 市長も「残念」:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル )
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