ＪＲ山口線を走る観光列車、「ＤＬやまぐち号」の夏の運行が始まり、新山口駅では多くの家族連れや鉄道ファンが出発を見送りました。
ＪＲ山口線の「ＤＬやまぐち号」はディーゼル機関車がけん引する観光列車で、修理中の「ＳＬやまぐち号」に代わって新山口駅と島根県の津和野駅の間で運行されます。
夏の運行開始にあわせて新山口駅で出発式が行われ、多くの家族連れや鉄道ファンが駅に到着した「ＤＬやまぐち号」の前で記念撮影などをしました。
ことしは山口線の全線開通１００周年にあたり、列車には山口・島根両県のキャラクターなどがデザインされたヘッドマークが取り付けられています。
ＪＲによりますとこの夏のシーズンから運行を再開する予定だった「ＳＬやまぐち号」は、ほかの部品にも不具合が見つかり、再開の見通しは立っていないということです。
家族で訪れた女性は「子どもが運転士になりたくて観光列車を予約しました。本当はＳＬに乗りたかったが、ＤＬでも楽しんでほしい」と話していました。
「ＤＬやまぐち号」は来月（８月）２０日までの土日と祝日に１日１往復、運行される予定です。
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