高梁市にお試し移住した家族を支援しようと、子どもたちを地元のこども園で受け入れる「保育園留学」が始まり、第１号のきょうだいが元気よく登園しました。
高梁市有漢町の「有漢こども園」に通い始めたのは、近くの移住体験住宅に２週間の予定で家族で滞在している、愛知県の５歳と３歳のきょうだいです。
初日の２４日、さっそくほかの子どもたちと一緒にプールで水遊びをしたり、大きな模造紙に絵の具でお絵かきをしたりして楽しみました。
「保育園留学」は、東京の企業が各地の自治体と連携して行う事業で、移住体験住宅に滞在する親が、１週間から２週間、地元のこども園や保育所に子どもを預けることがきます。
高梁市内でこの制度が利用されるのは今回が初めてで、父親は住宅内の部屋でリモートで仕事をし、休日にはみんなで観光地を巡る予定にしています。
両親は「仕事をしながら暮らせるので２週間も滞在できます。子どもたちには自然の中で遊べるようになってほしい」と話していました。
子どもたちを受け入れた高梁市デジタル・未来戦略課の川上桂一さんは「高梁での生活を満喫してもらうことで、将来の移住に結びついてほしい」と話していました。
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