火災で焼失した首里城正殿の再建工事で礎石となる石材の搬入が10日から始まりました。
礎石は建物の基礎となる石で、今後、再建に向けた工事が本格化することになります。
4年前に火災で焼失した首里城正殿の再建をめぐっては、これまで「素屋根」と呼ばれる雨や風から守る仮設の覆いを作る工事などが行われてきました。
こうした中、10日朝からは礎石と呼ばれる建物の基礎となる石材の搬入が始まりました。
トラックで運び込まれた8つの石は、与那国島でとれたものをうるま市の業者が縦横いずれも70センチ、厚さおよそ27センチに加工したものです。
礎石は正殿の外周部分で、柱などを支える重要な役割を果たすもので、礎石の設置により首里城正殿の再建に向けた工事が本格化することになります。
県などによりますと、今月中にも礎石を敷く工事を終える予定だということです。
県首里城復興課の仲宗根明裕主任技師は、「礎石の設置は正殿の再建に向けた本格的な工事の第一歩だと思っている。引き続き関係者で一丸となって取り組んでいきたい」と話していました。
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