夏の風物詩として知られる京都鴨川の「納涼床」が、5月1日から始まり、訪れた人たちがさわやかな風を感じながら川べりで食事を楽しんでいます。
京都市の鴨川では、毎年5月から9月まで、川沿いにある飲食店が川の上に高床式の仮設の座敷「納涼床」を設け、食事や飲み物を提供していて、夏の風物詩として知られています。
ことし参加する87の店のうち多くが、5月1日から営業を始めたということで、五条大橋近くの100年近い歴史がある日本料理店には家族連れや夫婦などの予約客が訪れ、食事を楽しんでいました。
「納涼床」は、去年まで席の間隔を広げるなどの新型コロナの感染対策を取っていましたが、ことしは4年ぶりに特段の制限は設けていないということです。
埼玉県から訪れた20代の男性は「きょうから始まるのを知って有給を取って来ました。川の風を感じながら食事ができてとてもおいしいです」と話していました。
日本料理店の田中信行社長は「コロナ禍は厳しかったですが、今月8日から5類へ移行することもあり、これからのにぎわいに期待しています」と話しています。
鴨川の納涼床はことし9月末まで行われます。
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