先月、軽井沢町で開かれたG7外務大臣会合でもふるまわれた、「信州サーモン」の稚魚の出荷が、安曇野市で始まりました。
信州サーモンは、長野県がニジマスとヨーロッパ原産のブラウントラウトをかけ合わせて開発した魚で、さっぱりとした味わいが特徴です。
全国で唯一、その稚魚を飼育している安曇野市の県水産試験場では16日から、ことしの出荷作業が始まりました。
担当の職員は、体長6センチほどの稚魚をバケツで運び、養殖業者のトラックの水槽に次々と移していきました。
県水産試験場では観光需要の回復などから、去年より3万匹ほど多いおよそ40万匹の稚魚をことし7月までに出荷する予定です。
出荷された稚魚は、県内のおよそ30の養殖業者でこれから2、3年かけて体長60センチ、重さ2キロほどになるまで育てられ、その後、全国の飲食店や旅館などに販売されるということです。
長野県水産試験場の星河廣樹研究員は「G7の外務大臣会合でも提供され、信州サーモンの需要は増している。これまでどおり、お客様の口に届けられるよう努力していきたい」と話していました。
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