東北で唯一の闘牛として知られる久慈市・平庭高原のことしの闘牛大会が始まり、14日は、初めて出場した牛など若い牛の取組が行われました。
久慈市山形町の平庭高原で行われている闘牛大会は、江戸時代、塩を運ぶ牛を競わせた角突きが始まりとされます。
毎年、春から秋にかけて4場所、開かれていて、東北で唯一の闘牛大会として知られています。
14日に行われたことし初めての大会は「わかば場所」と呼ばれ、2歳から3歳の若い牛、16頭が参加しました。
取組では、「勢子」と呼ばれる人が威勢のいい声をかけて牛たちに気合いを入れます。
しかし、14日は出場した牛のうち、4頭を除くすべてがデビュー戦で、気合いを入れられてもじゃれ合う場面もみられました。
出場した牛のオーナーで、勢子もつとめた20歳の男性は「上に上がれるだけ、上がってもらって、横綱まで行ってもらいたいです」と話していました。
仙台市から来たという50代の女性は「すごい迫力で楽しかったです。ここで闘牛をやっていることを知りませんでしたが、また来たいと思います」と話していました。
大会を主催する「いわて平庭高原闘牛会」の柿木敏由貴さんは「好きな牛を探してもらったりひいきの牛の成長を観てもらったりしても楽しめると思いますので、ぜひ一度、お越しください」と話していました。
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