十和田市の市営牧場で、夏の間、市内の畜産農家から牛を預かって育てる「放牧」が22日から始まりました。
十和田市は、出産を控えた牛のストレス解消や、夏の間、稲作などを行う畜産農家の負担を軽減しようと、55年前から、畜産農家から牛を預かり、市営の牧場で放牧しています。
ことしも2か所の市営牧場で22日から放牧が始まり、このうち惣辺放牧場では、午前中から、牛がトラックで次々に運び込まれ、牧場の職員が健康状態を確認して、背中にダニを予防する薬剤を塗っていました。
そして牧場に放たれると、牛たちはさっそく駆け回ったり、30センチほどに伸びた牧草を食べたりして、のんびりと過ごしていました。
十和田市農林畜産課の須田山昭仁課長は「きょうは天気もよく、いい状態で牛を迎えることができた。畜産家の大事な財産なので、元気な状態で管理していきたい」と話していました。
十和田市の市営牧場の放牧は、ことし10月下旬まで行われます。
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