栃木県日光市の鬼怒川温泉街で3日夜、「百華繚乱(りょうらん)花火~鬼怒川焔火(えんか)~」が始まり、温泉街の夜空に大輪の花が咲いた。
主催は市観光協会鬼怒川・川治支部の会員企業などでつくる「鬼怒川温泉夏まつり実行委員会」。新型コロナウイルス禍で客足が落ち込んだ温泉街を盛り上げようと2年前に始まった。
くろがね橋付近の旧藤原町役場跡から8分間にわたり約100発の花火が打ち上げられ、周辺で見つめる大勢の宿泊客らから大きな歓声が上がった。
ゴールデンウイーク中は6日まで連日行う。5日は鬼怒楯岩大吊橋(つりばし)付近、6日は旧藤原町役場跡で打ち上げる。その後も10月までの毎週土曜と温泉街での各種イベント時に合わせて実施する。
同支部の担当者は「今年は昨年を上回る観光客数を期待し、おもてなしとして花火をしっかり打ち上げたい」と話している。
時間はイベント時以外、午後8時45分から。詳細は同協会ホームページか旅館などに掲示するポスターを参照。(問)同協会0288・22・1525。
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