国内女子ツアーは今季38試合が行われる。「リゾートトラストレディス」終了時点でシーズンの3分の1にあたる13試合が経過した。西郷真央の独走状態だが、その西郷を脅かす選手が出てこないとツアーは盛り上がらない。まだ序盤戦が終了しただけに、ここから巻き返すチャンスはベテランにも若手にもある。2008年賞金女王の古閑美保によれば、最後にものをいうのは豊富な練習量しかないとのことだが……。(構成・山西英希)
■昔は絶対的に強い選手が複数人いた
ここまでの国内女子ツアーを振り返ると、昨シーズンに9勝を挙げた稲見萌寧、4勝を挙げた西村優菜が未勝利。5勝を挙げた小祝さくらは「リゾートトラストレディス」で1勝目を挙げました。逆に、未勝利だった西郷真央が5勝。西郷に関しては元々力があった選手なので、特に驚きはありませんが、先に挙げた未勝利の2人は正直、期待外れというのが素直な感想です。
ツアー全体的には予選カットラインのスコアも上がってきているので、層が厚くなっていると思います。しかし、絶対的な強さを持つ人が少ないように感じます。昔で言えば、不動裕理さんを筆頭に、福嶋晃子さん、大山志保さん、李知姫、宮里藍、横峯さくらなど、毎年優勝するような選手が常に上位にいました。そのため、上に行きたくてもなかなか行けない若手が数多くいたんです。
ところが、今は上位にどっかりと居座る選手がほとんどいない状態です。昨年優勝した選手がどこに行ったの? と思うような成績だったり、見知らぬ若手がポンと勝ったりします。現段階で絶対的な強さを持っているのは西郷だけでしょう。
からの記事と詳細 ( 絶対的な強さを持つのは西郷真央のみ 西郷を脅かすのは練習量の多い選手【古閑美保の目】 - ゴルフ情報ALBA.Net )
https://ift.tt/y6ipnHt
No comments:
Post a Comment