佐渡市の両津湾で、サクラマスの水揚げが始まりました。
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の影響でサーモンの価格が高騰し、サクラマスの注文が増えているということです。
サクラマスは春を告げる魚とされ、県内では「本ます」とも呼ばれて両津湾でおよそ5か月かけて養殖されています。
サクラマスの水揚げは今月1日から始まっていて4日朝は、水産会社の社員が沖合から漁港の岸壁に近くに寄せた生けすから、次々と網ですくい上げ、その場で生け締めしていました。
この水産会社は宮城県女川町の養殖施設が東日本大震災の津波で大きな被害を受けたため、7年前、佐渡市に事業所を設立して養殖を行っています。
サクラマスは体長50センチから60センチほど、重さ1.6キロほどで、4日はおよそ2.6トン1600匹あまりが水揚げされました。
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の影響で、サーモンの一大産地であるノルウェーからの直行便がロシア上空を通過できなくなり、これまで通りサーモンの輸入ができなくなっているということで、弓ケ浜水産養殖部佐渡事業所の岩原慶郎さんは「サーモンの価格が高騰していて、全国からサクラマスの注文がかなり入っている」と話していました。
サクラマスは来月上旬までにおよそ90トンが水揚げされ「佐渡満開さくらます」のブランド名で県内ほか首都圏のスーパーなどに出荷されるということです。
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