新型コロナウイルスの影響で1年延期となっていた甲府市の甲斐善光寺が、本尊を公開する御開帳が3日から始まりました。
甲府市の甲斐善光寺では、本尊の阿弥陀三尊像を公開する御開帳が、数えで7年に1度行われてきましたが、感染拡大の影響で去年、延期となりました。
寺は、ことし、参拝者が直接触れる回向柱の前に消毒液を設置するなど感染防止の対策をとって、御開帳を1年遅れて実施することを決め、3日、初日の法要を行いました。
参拝者が見守る中、住職らが本堂に入り、幕がゆっくりと上がると本尊が姿を現しました。
3日の甲府市は朝からあいにくの雨もようでしたが、多くの人が参拝に訪れ、本尊に向かって手を合わせていました。
神奈川県から訪れた夫婦は「コロナ禍に加えて世界では戦争も起きているので、平和や家族の健康を祈りました」と話していました。
吉原知仙副住職は「新型コロナで1年遅れたが、無事に法要を行うことができた。感染対策をしているので多くの人に訪れてほしい」と話していました。
甲斐善光寺の御開帳は、参拝者を分散させるため、通常より1か月ほど長い6月29日まで行われます。
からの記事と詳細 ( 甲斐善光寺で1年遅れの「御開帳」始まる 甲府|NHK 首都圏のニュース - nhk.or.jp )
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