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Sunday, March 20, 2022

「iPhone 14 Pro」のみがA16搭載?から次期Mac miniのデザインは変わらず?まで。最新アップル噂まとめ - Engadget日本版

Mac Studio

Mac Studio

先週発表されたMac StudioやStudio Displayもユーザーの元に届き始め、いよいよ実機での使いやすさやパフォーマンスの検証も始まっています。特にStudio DisplayはWebカメラやセンターフレームなど注目された機能が十分に実現できていないとの指摘もありますが、iOS 15.4が動くことで将来的に大きな新機能の追加もあるかもしれません。

「iPhone 14 Pro」のみがA16搭載?から次期Mac miniのデザインは変わらず?まで、最新アップルの噂をまとめてお届けします。

次期Mac miniは2023年発売、デザインは変わらないとのアナリスト予測

Mac mini

Mac mini

9日のイベントでは次期Mac miniは登場しなかったものの、今年の後半に「M2」チップを搭載して投入されるとの噂も伝えられています。そんななか、結局のところ年内発売はない上に、現行モデルと同じデザインになると有名アナリストが予想しています。

アップルのサプライチェーン情報に精通するMing-Chi Kuo氏によると「新型Mac miniは2023年、同じフォームファクタデザインに留まるかもしれない」とのことです。現行モデルは2010年以来のデザインを踏襲し続けているため、12年目を迎えても見かけは変わらないというわけです。

デザイン刷新版Mac miniは2022年内に出ると長らく噂されていましたが、米9to5Macは「M1 ProとM1 Maxチップを搭載した現行Mac miniのハイエンド版を投入する計画」はMac Studioのために没になったと述べていました。その過程で、リニューアル版の筐体ごと消えていった可能性もなくはなさそうです。

ちょうど第3世代iPhone SEが、第2世代iPhone SEからデザインの変更はなく、要は「iPhone 8ベースのベゼルが分厚く、Touch ID内蔵ホームボタンが5年も続投」になったばかりです。アップルとしては、廉価な普及モデルの見かけを洗練する動機は乏しいのかもしれません。

iPhone 14 Pro(仮)のみが「A16」チップ搭載、通常モデルはA15続投の噂

iPhone

iPhone

今年のiPhone向け最新チップとなるA16 Bionic(仮)は4nmプロセス製造、つまりiPhone 13用のA15 Bionic(5nmプロセス)よりも高度な製造技術で作られると予想されています。しかしA16は高価なProモデルに限られ、通常価格モデルにはiPhone 13と同じA15が搭載されるとの噂話です。

おなじみ有名アナリストMing-Chi Kuo氏いわく「6.1インチのiPhone 14と6.7インチのiPhone 14 MaxはA15のまま」「新たなA16チップは高価なハイエンドモデル、iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxに限定される」とのこと。しかし搭載RAM容量は、全モデルとも6GBになるとツイートしています。

ちなみにiPhone 13 Proモデルの搭載RAMは6GBであり、iPhone 13/miniは4GBでした。予想が正しければ、iPhone 14世代では上位機種は6GBに据え置き、通常モデルは2GBもの増量となるわけです。

米9to5MacもKuo氏の報告は裏付けが取れたとしつつ、さらにiPhone 14搭載チップはGPUコアを追加して「A15X」と呼ばれるかもしれない、と推測を付け加えています。実際、iPad Pro(2020)に搭載されたA12Zチップが、2年前のA12Xと物理的には同じながらもGPUコア数を増やした(無効にされていた一部コアを有効にした)前例もありました。

さてKuo氏の予想に戻ると、2022年モデルは「iPhone 14 Max」、つまり6.7インチの大画面を持つ通常モデルが投入される見通しが再確認されています。

これは裏返せば、5.4インチのminiサイズは2021年を最後に(しばらくは?)廃止になることを意味しています。第3世代iPhone SE(4.7インチ画面)の売上は2022年内に3000万台に達するとの見積もりもあり、手のひらサイズとしてはそちらに注力されることになりそうです。

次期Mac Pro搭載プロセッサ、「M1 Ultraがニコイチ」になるウワサ

Mac Pro

Mac Pro

Mac Studioに搭載されたM1 Ultraは、2個のM1 Maxダイを「Ultra Fusion」すなわちインターコネクト(内部接続)で統合したチップです。次期Mac Proの搭載チップは、M1 Ultraをさらにニコイチにするとの予想が浮上しています。

リーカー(注目の未発表製品にまつわる有力情報を発信する人)のMajin Bu氏がTwitterに投稿した画像は、「2つのM1 Ultraを一緒に」接続するインターコネクトの回路図と称されるもの。これにより実現するプロセッサ名は「Redfern」であり、9月に発表されると述べています。

これまでM1チップをベースとしたM1 ProやM1 Max、M1 UltraはCPUの高性能コアやGPUコアを倍々ゲームのように増やしてきました。その数に(ほぼ)応じて本当に性能も向上しているのが驚かれてきたわけであり、「M1 Ultraのニコイチ」があっても不思議ではないと思われます。

しかし一方で、アップルは9日のイベントで、M1 UltraをM1ファミリーの最終バージョンと紹介していました。M1をベースとしている限りはシングルコア性能は頭打ちになるため(基本的にM1ファミリーはコア数を増やしてマルチコア性能を上げている)次期Mac Proには、いきなり「M2 Ultra」などが投入されるのかもしれません。

将来的に有機EL版iPadが11インチと12.9インチ両サイズで登場する噂

有機ELディスプレイ搭載MacBookは2025年発売?その前に有機EL版iPad投入か

MacBook

MacBook

将来のiPadやMacBookに有機ELディスプレイを搭載されるとの噂が、相次いで届けられています。

ひとつはディスプレイ専門アナリストRoss Young氏の「将来的には11インチと12.9インチの両サイズで有機EL版iPad Proが発売される」との予測です。2022年以降のタブレット市場で「アップルが有機ELのiPad Proを発売し、このカテゴリーを再び揺るがすだろう」とまで述べています。

Young氏が引用するのは、韓国の業界専門誌The Elecの記事です。これまでの同誌の報道をまとめると、iPad Pro向け有機ELディスプレイパネルはiPhone 13 Proモデルと同じLTPO技術を採用し、10Hz~120HzのProMotion(可変リフレッシュレート)を実現。さらにツースタック・タンデム(発光層を二枚重ねにする)構造により輝度の向上や長寿命をめざす、といったところです。

もう1つも、同じくThe Elecによる「有機EL版MacBookが2025年発売、その前に有機EL版iPadが投入」という記事です。こちらはMacBookが後回しになるのは、ノートPC向けの大型パネルが作れる8.5世代製造技術(iPad向けは第6世代)の投入までに時間がかかるから……との事情も説明されています。

大画面の有機ELディスプレイを搭載した製品は、一般的に高価になりがちです。有機EL版iPad ProやMacBook Proの「アップル的価格」がどうなるかも気になるところです。

iPhone 14 ProのCADレンダと称するCGが公開。ノッチ廃止で「パンチホール+ピル」に変更か

「iPhone 14」のCADレンダと称する画像が公開。13とほとんど変化なし?

iPhone 14 Pro

iPhone 14 Pro

ほぼ時を同じくして、今年の次期モデル「iPhone 14」(通常価格モデルの仮称)とiPhone 14 Pro(高価なProモデル)のCADレンダリング画像と称されるCGが公開されました。

まず「iPhone 14 Pro」の予想画像については、最も注目すべきは前面の「ノッチ(画面上部の切り欠き)が消滅し、穴が2つ空いている」という点です。2つの穴はパンチホール+ピル、すなわち丸型と横長のカプセル型であり、これまでの噂話やアナリスト予測とも一致しています。

これら穴の下には、顔認証のFace IDセンサーと前面カメラが収納される予定とのこと。中国方面からの噂話では、丸い穴はFace IDのドットプロジェクター(顔に数万もの赤外線ビームを放射する部品)用で、ピル型は前面カメラやFace IDの赤外線カメラ(顔から反射された赤外線ビームを捉える)が置かれると推測されていました。

かたや「iPhone 14」のリーク画像は、前面にノッチあり、背面カメラ2つが斜めに配置されているという、ここ数年にわたってお馴染みのデザインです。少なくとも外見に関しては、現行モデルのiPhone 13から「大きな変更は観られない」と伝えられています。

今回の2つの情報が興味深いのは、どちらも(91mobilesもMySmartPiceも)インドのガジェット情報サイトが発信していることでしょう。第3世代iPhone SEと第5世代iPad Airも正式発表前に「テストのため、インドに輸入された」との噂話がありましたが、その辺りに秘密があるのかもしれません。

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