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Thursday, February 3, 2022

県、自宅療養対応を縮小 保健所から電話「初日のみ」 - 読売新聞

 新型コロナウイルスの感染者急増で保健所の業務負担が増えていることを受け、県は3日、自宅療養者への対応業務の一部を縮小し、より重症化リスクの高い感染者への対応に重きを置く考えを明らかにした。

 県所管の保健所ではこれまで、自宅療養者に対し、毎日電話連絡するなどして健康観察をしていた。だが、感染者の急増で業務が増大し、初回の電話をかけるまでに、数日を要するケースも出ていた。

 県は先月26日、一部業務を縮小し、健康観察については高齢者や基礎疾患がある重症化リスクの高い人を除いて、初日、3日目、10日目の計3回と決めた。だが、感染拡大が続いていることから、今後は初日の1回のみとし、体調が悪化した場合は、感染者自身に保健所に連絡してもらうこととした。

 一方で、重症化リスクがある人には従来通り、原則10日間(無症状者は7日間)、1日1回の健康観察を続ける。感染者の同居家族全員に行っていたPCR検査についても、重症化リスクのある家族に限定する。

 2日夜時点の県内の新規感染者数(過去7日間平均)は5142・1人で、警戒レベルは「レベル3」の基準(530人)を大きく上回っている。県は感染状況が「レベル3程度」に落ち着くまで、こうした対応を続けるとしている。

 また、県は、所管する計11か所の保健所に4日、さらに計50人の職員を派遣して体制を強化することも明らかにした。すでに業務委託を含めて300人を超える職員らを派遣しており、計約800人態勢で保健所業務を維持する。

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