岩手県沿岸を走る三陸鉄道で、18日から「こたつ列車」の運行が始まりました。
岩手県の第3セクター、三陸鉄道は毎年この時期、北リアス線の全区間となる久慈駅と宮古駅の間で、こたつ列車を運行しています。
18日からことしの運行が始まり、始発となる久慈駅では記念の式典が行われたあと、観光客およそ20人が乗り込みました。
車内には12の掘りごたつがあり、乗客たちはウニやアワビなど三陸特産の海産物が入った弁当を味わいながら、沿線のリアス海岸の景色を楽しんでいました。
途中の野田村では、列車が高さ30メートルほどの橋で1分ほど停車し、乗客たちは、18日に全線開通となった三陸沿岸道路を眺めるなどしていました。
友人といっしょに乗車した女性は「海を見ることができましたし、震災の津波からどのように復興したのか教えてくれるアナウンスもあって、いろいろと勉強になりました」と話していました。
三陸鉄道の中村一郎社長は「『毎年楽しみにしています』という声が寄せられています。多くの皆さんに喜んでもらえるように取り組んでいきたい」と話していました。
こたつ列車は、来年3月27日までの土日、祝日のほか、来年1月1日から3日までの3日間、運行されます。
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