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Monday, December 27, 2021

のみ検定 あなたは何級? 3階級制 2月に3年ぶり実施 - 中日新聞

「広報のみ」2022年1月号に掲載されたのみ検定の練習問題。検定は来年2月に実施される

「広報のみ」2022年1月号に掲載されたのみ検定の練習問題。検定は来年2月に実施される

 能美市のご当地検定「のみ検定」が三年ぶりに来年二月六日、同市辰口町の辰口福祉会館で実施される。今回から難易度を三段階に分けて出題。別日程で市内の中学校三校の生徒にも初のデジタル版の検定を受けてもらい、地元の歴史や文化などに理解や愛着を深める機会にする。 (平野誠也)

中学生には初デジタル版も 「勉強し親しんで」

 検定は毎年度一回行われてきたが、二〇一九年二月の第五回以降はコロナ禍で延期していた。従来はほぼ毎回、全員に同じ問題を出していたが、一人一人に合ったレベルで受験できるよう、一級(上級)、二級(中級)、三級(初級)の三階級を設定した。

 二月二日には、根上中学校二年生と寺井、辰口両中学校一年生の全員が各校で、授業で使うパソコンを通じて初級程度の検定に挑む。同日には寺井高校(同市吉光町)の一、二年生全員も問題用紙で受験する。主催する市ふるさと振興公社の担当者は「合格する、しないではなく、勉強を通して市に親しんでもらうことが大事」と話す。

 公社や市は受験の機運を高めようと、PRも強化。市の「広報のみ」九月号から毎月、練習問題を三問ずつ掲載している他、「対策動画」を制作して投稿サイト「ユーチューブ」で配信している。

 検定では、どの級も一時間以内に四者択一の全六十問を解き、八割以上正解すれば合格する。二、三級は公式テキスト「能美市まるごとガイドブック」から出題。一級では市の最新情報なども問う。合格者には合格証などのほか、新たに級に応じて金、銀、銅のバッジも贈られる。

 申し込みは先着順で来年一月十一日まで。受験料は一般五百円、高校生以下は無料。(問)のみ検定試験実行委(同公社内)0761(52)8008

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