ダウン症の陸上選手のみが出場する初めての全国大会が宮崎市で開かれ、小学生から成人まで幅広い世代の選手たちが懸命に競技に取り組みました。
宮崎市の県総合運動公園で開かれたこの大会は、ダウン症の選手のみが出場できるという初めての全国大会です。
小学生から成人までの合わせて30人余りが出場し、午前中は、「ジャベリックスロー」と呼ばれるやり投げに似た競技や男女の60メートル走などが行われました。
選手たちは、緊張もあり競技前には落ち着かない様子も見られましたが、競技が始まると周りのサポートを受けながら練習の成果を出そうと懸命に取り組んでいました。
現在のパラ陸上の大会では、比較的、記録が出にくいとされるダウン症の選手とほかの知的障害者の選手が同じクラスに出場するのが一般的となっているため、ダウン症の選手どうしが競い合える大会を新たに作ろうという動きが国際的に広がっています。
大会を主催した日本知的障がい者陸上競技連盟の奥松美恵子理事長は「パラリンピックで機運の高まりも感じるので、ダウン症の子でもスポーツができる、やっていいんだと思える環境作りに取り組みたい」と話していました。
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