Pages

Tuesday, October 19, 2021

衆院選公示 4人が立候補 選挙戦始まる|NHK 佐賀県のニュース - NHK NEWS WEB

衆議院選挙が19日公示されました。佐賀県の2つの小選挙区には、あわせて4人が立候補を届け出て、12日間の選挙戦が始まりました。

【佐賀1区】
佐賀1区は佐賀市や鳥栖市など、県の東側の地域にある、あわせて7つの市と町からなる選挙区です。

佐賀1区に立候補したのは、届け出順に、▼自民党の前の議員、岩田和親氏(48)、▼立憲民主党の前の議員で野党統一候補の原口一博氏(62)の2人です。

岩田和親候補は「新型コロナに加えて、佐賀の場合は災害もある。このような状況のなかで苦しんでいる皆さんをしっかりと支えることができる取り組みを進めていく。感染状況が落ち着いているいま、次の波に備えてしっかりとした医療体制を整備し、次なる給付金をはじめとした経済対策を岸田政権のもとでしっかりと打ち出していく。この暗い、つらい状況だからこそ、未来への希望をしっかりと示していきたい」と訴えました。

原口一博候補は「年金が減っているのはこの25年で日本経済がデフレによって縮んだためだ。勝っている人間が負けている人間に対し『あなたの努力が足りないからだ』と言っているような今の経済政策を変えていく。雇用のあり方も、岸田総理の言うやり方ではなく日本全体で消費税を下げ、消費税をなくし、いまの緊縮と増税の路線を根本から変える。すべての人の命と暮らしを助けるために絶対に負けられない選挙だ」と訴えました。

【佐賀2区】
佐賀2区は、唐津市や伊万里市、武雄市や小城市など、県の西側の地域にあるあわせて13の市と町からなる選挙区です。

佐賀2区に立候補したのは届け出順に▼立憲民主党の前の議員で野党統一候補の大串博志氏(56)、▼自民党の前の議員で公明党が推薦する古川康氏(63)の2人です。

大串博志候補は「アベノミクスの9年間では大都市や大企業がどんどん強くなり、裕福な人がどんどん裕福になった。しかし地方が厳しいままなのは政策が間違っているからだ。日本の税金制度はゆがみ、大きな企業ほど優遇措置が受けられるようになっている。一部に有利な仕組みになっているものをなんとしても変えていきたい。そのために私にできることは2区で勝ち抜くこと。暮らしは変わるということを佐賀から発信したい」と訴えました。

古川康候補は「地域のために役に立つ、日本のために仕事をする、この思い一心で4年間動いてきた。私はこれからも地域にとって必要な議員、地域にとって役に立つ議員を目指す。今も災害復旧、農林水産の世界で頑張らせていただいている。これからもみなさまの声を聞く、聞いて終わりにするのではなく聞いて届ける、それを形にしていきたい。何としても今回は比例復活ではなく、小選挙区で地域の代表として勝っていきたい」と訴えました。

前回の選挙は、県内2つの小選挙区では、いずれも野党系の候補が議席を獲得し、与党の候補は、比例代表九州ブロックで復活当選しました。

今回の選挙で、佐賀県内では、新型コロナウイルスの影響で落ち込みが続く地域経済の立て直しや、ことし8月の記録的な大雨などの災害を踏まえた防災対策や社会基盤整備のあり方などをめぐって、論戦が繰り広げられる見通しです。

投票日は今月31日です。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 衆院選公示 4人が立候補 選挙戦始まる|NHK 佐賀県のニュース - NHK NEWS WEB )
https://ift.tt/3AV2nK1

No comments:

Post a Comment