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Tuesday, August 24, 2021

米国株、ダウ続伸で始まる ナスダックは一時初の1万5000台 - 日本経済新聞

【NQNニューヨーク=戸部実華】24日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸して始まり、午前9時40分現在は前日比77ドル56セント高の3万5413ドル27セントで推移している。新型コロナウイルスのワクチン普及期待が投資家心理を支え、景気敏感株を中心に買いが優勢となっている。ただ、米連邦準備理事会(FRB)の金融政策を見極めたい投資家も多く、上値を追う動きは限られている。

米当局が23日に米製薬ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナワクチンを正式承認し、市場では接種率が高まるとの観測が広がった。景気敏感株では建機のキャタピラーや化学のダウ、航空機のボーイングの上げが目立つ。米原油先物相場の続伸を受け、石油のシェブロンも高い。金融のゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースも買われている。

相場の上値は重い。主力ハイテク株はまちまちでスマートフォンのアップルが高い半面、前日まで上昇基調が続いたソフトウエアのマイクロソフトは小反落。27日に金融政策を討議する経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)を控える。FRBのパウエル議長の講演が予定されており、積極的な売買を控える向きもある。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は4日続伸し、前日比44.000ポイント高の1万4986.652と、前日に付けた過去最高値を上回って推移している。一時は取引時間中として初めて1万5000台に乗せる場面があった。

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