新型コロナウイルスが感染拡大する中での大型連休の3日、石川県内の各観光地は前日に続き、人波であふれた。能登を代表する祭礼「青柏祭(せいはくさい)」が七尾市中心部で始まり、日本一の大きさを誇る山車(だし)「でか山」が登場した。今年は三つある山町(やまちょう)のうち府中町のみがでか山を組み立て、観光客や市民が2年ぶりの雄姿に見入った。
でか山が展示された印(いん)鑰(にゃく)神社前では、若衆と地元の小学生による木遣(きや)り唄や伝統の祝い唄「七尾まだら」が披露された。感染拡大を防ぐため巡行は行わず、見物客には密集を避けるよう呼び掛けがあった。
七尾市万行町の女性(23)は「でか山を見ると、七尾に春が来た感じがする」と山車を見上げた。
4日は御祓川沿いで神事が営まれる。でか山は同日まで展示される。
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